すごい!麹の効果! 麹ダイエットは本当に痩せられるのか?
今年2歳になる息子のお祝いもかねて、10月末にハワイ旅行を予定しています。
10月末まであと約3か月。
久しぶりに水着を着たいけどやっぱり体型が気になる…。
無理なく 健康的に 継続できる ダイエット方法はないかな…。
と思って調べてみると『麹ダイエット』というものを見つけました!
麹(こうじ)は身体に良いと聞いたことはありましたが、くわしく調べてみると麹には健康・美容にうれしい効果がたくさんありました!
今回は麹について紹介したいと思います。
そもそも麹とは?
麹とは、米や麦や豆などの穀物を蒸したものに麹菌という菌を付け繁殖させたものです。
麹菌はカビの一種ですが、毒性はなく人間の身体にとても有益なカビです。
米に付着した麹菌は米麹(米糀)、麦の場合は麦麹、豆の場合は豆麹になります。
・米麹…米味噌、日本酒、みりん、酢、醤油、甘酒などの原料
・麦麹…麦味噌、醤油、焼酎などの原料
・豆麹…豆味噌などの原料
すごい!麹の効果!
・栄養素の分解
麹に含まれる酵素は、栄養素を消化・吸収しやすく分解する働きがあります。
中でも強力な分解酵素が「プロテアーゼ」と「アミラーゼ」です。プロテアーゼはタンパク質をアミノ酸に分解、アミラーゼはデンプンをブドウ糖に分解します。
麹を使うことで、消化・吸収しやすくなるだけでなく、食物の旨味(アミノ酸)や自然な甘さ(ブドウ糖)を引き出すことができるのも魅力のひとつです。
また、麹には「リパーゼ」という酵素も含まれています。リパーゼは脂肪を分解する働きがあるため、痩せやすい体質になると言われているそうです。
・腸内環境の改善
麹には食物繊維が多く含まれています。また麹の酵素からは「オリゴ糖」が生産されます。これらの成分は乳酸菌などの善玉菌を増やし、腸内環境を整えることができます。
・ビタミンの生成
麹菌は代謝の過程で、ビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸、イノシトールなど多くのビタミン類を生成します。
これら『栄養素の分解』『腸内環境の改善』『ビタミンの生成』によって
■ ダイエット
■ 便秘改善
■ 美肌・美髪
■ 疲労回復
■ 免疫力アップ
■ がん予防
■ 糖尿病予防
■ 高血圧予防
などに効果があるそうです。
うれしいこと盛りだくさんですね。
麹の摂り方
麹を簡単に摂取する方法としてオススメなのが甘酒やこうじ水です。
甘酒
甘酒には米麹の甘酒と酒粕の甘酒があります。
*米麹の甘酒
米麹にお湯と蒸したお米を入れて発酵させたものです。米麹によってデンプンが分解されてブドウ糖になるので自然な甘さが生まれます。アルコールは含まれていません。
*酒粕の甘酒
米麹に酵母を加えて発酵させることで得られる『もろみ』を圧搾して残ったものが酒粕です。酒粕の甘酒はこの酒粕にお湯と砂糖を加えてつくられます。
製造過程でブドウ糖がアルコールに変わるため、酒粕の甘酒は砂糖を加えて甘みを出しています。アルコールも含まれています。
米麹甘酒、酒粕甘酒どちらも1日200mlを目安に飲むと良いそうです。
こうじ水
米麹(100g)を、水(500ml)に漬けて冷蔵庫で8時間以上寝かせたものです。
麹の有効成分がそのまま水に溶け出しています。ほんのりとした甘さを感じます。
1日500mlを数回に分けて飲むのが良いそうです。
麹ダイエットに適しているものは?
麹を簡単に摂取できるものとして、米麹甘酒、酒粕甘酒、こうじ水を紹介しましたが、
どれもダイエット効果が期待できるようです。
それぞれの特徴として、
米麹甘酒はブドウ糖が多く含まれており疲労回復にも効果的です。アミノ酸やビタミンなども豊富に含まれているため『飲む点滴』『飲む美容液』とも呼ばれています。
酒粕甘酒は『レジスタントプロテイン』が多く含まれており、コレステロールの排出促進、肥満抑制効果があると言われています。
また酒粕甘酒には「幸せホルモン」と言われているセロトニンの原料のトリプトファンという必須アミノ酸や、精神を安定させるGABAという成分が含まれており、メンタルヘルスの改善やリラックス効果もあるそうです。
こうじ水は甘酒ほど濃厚ではなく、さっぱりとしています。加熱せず米麹をゆるやかに発酵させることでたくさんの酵素を生み出すことができます。
麹の効果効能を自然な方法で引き出すことができるのがこうじ水です。
どれもダイエットの効果は期待できるので、自分の体調や味の好みなどに合わせて選ぶと良いと思います。
ダイエットには活動前(日中・早い時間など)にゆっくり時間をかけて飲むのがオススメです。
▼甘酒についての詳しい記事はこちら
▼こうじ水についての詳しい記事はこちら
ダイエットの経過も記事にしていきたいと思っています。